GISフォーラム 2011 in 沖縄

本フォーラムは無事に終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
特別講演の資料をダウンロードできるようにしました。(2011.11.29)

Abstract : 要綱

日時平成 23 年 11 月 28 日(月) 9:30〜18:00
場所国立大学法人 琉球大学 琉球大学50周年記念館
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地
主催一般社団法人 地理情報システム学会 沖縄支部
共催NPO 法人沖縄地理情報システム協議会
協賛沖縄地理学会、南島地名研究センター
後援予定 沖縄総合事務局、国土地理院沖縄支所、沖縄県、沖縄県情報通信関連産業団体連合会、琉球新報、沖縄タイムス

Greeting : ご挨拶

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より私共の活動にご理解・ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、地理情報システム学会沖縄支部(GISAO)と沖縄地理情報システム協議会(GIS協)では、この度 「GISフォーラム2011 in沖縄」 を共催する運びとなりました。今フォーラムでは、国内外で御活躍の奈良大学の碓井照子教授(元地理情報システム学会会長)を講師にお招きし、先の東日本大震災後の復興活動を通して地域の減災、防災に対するGISの利活用方法の最前線をご紹介いただきます。いま、大震災の教訓から全国各地で地域自主防災組織の結成が進められているところから、GISの研究者はもとより、広く官公庁、地域団体、民間企業の方々にも示唆に富んだご講演になるものと期待しております。また、研究発表や展示会は研究開発や様々なGISソリューションを見学できる絶好の機会ですので、お仕事や生活に役立つヒントをつかんでいただければ幸甚です。それから、ワークショップではフリー版GISソフトとGoogleMap/Earthを使い、標高データを用いた古今の地図の重ね合わせなどを通して災害対策への活用方法を学習して頂きます。

GISが様々な分野で有効なツールであることを皆様に実感していただき、ご利用の契機になればこれに勝る喜びはございません。関係者一同、ご来場を心よりお待ち申し上げます。

敬具

一般社団法人地理情報システム学会
沖縄支部長
宮城 隼夫
NPO法人沖縄地理情報システム協議会
理事長
比嘉 和雄

Map : 会場案内

※ 恐れ入りますが、十分な駐車スペースがありませんので公共機関のご利用をお願いいたします。

Special Lecture : 特別講演 (会場A 13:00〜15:00)

演題
「東日本大震災における防災GISを中心とした支援活動」
講師
奈良大学文学部地理学科 碓井 照子 教授
講演概要
先の東日本大震災後の復興活動を通して地域の減災、防災に対する GIS 利活用の最前線をご紹介いただきます。いま、大震災の教訓から全国各地で地域自主防災組織の在り方なども積極的に検討されていることから、GIS の研究者はもとより、広く官公庁、教育機関、地域団体の方々にも示唆に富んだご講演になるものと期待されます。
講師プロフィール
<経歴>
1973年 奈良女子大学大学院文学研究科地理学専攻修了
1990年 英国エジンバラ大学地理学科にて地理情報システム在外研修
~91年
現 在 奈良大学文学部地理学科教授(大学院兼務)
東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)客員教授

<主な社会活動>
日本学術会議人文地理学研究連絡委員会委員、日本学術会議地図学研究連絡委員会委員、国土交通省GIS整備推進検討委員会委員、国土地理院測量行政懇談会委員、海上保安庁沿岸海域環境保全情報整備推進委員、G-XML検討本委員会委員、地理情報システム学会理事・元会長、日本地理学会代議員、日本都市学会常任理事、日本国際地図学会理事、ISO/TC211国内委員会委員、ほか多数。

<主な研究テーマ>
・主に空間データモデルやGISデータベース、GISシステム設計の研究に従事。
・GISの応用分野として防災GIS、自治体GIS、都市計画GIS、農業政策GIS、考古学GIS、環境GIS、土地利用・地下GIS、バリアフリーGISなどの応用研究にも従事。
発表資料
「東日本大震災における防災GISを中心とした支援活動」

Workshop : ワークショップ (会場C 9:30〜12:30)

フリー版GISを使って防災情報分析

講師
沖縄GIS研究室 主宰 渡邊 康志
募集人数
20 名
内容
フリーのGISツールや標高を含む地図データを活用して、昔の地図と現在の地図の重ね合わせによる埋立地の抽出、標高データから津波の影響を検討、また土地の傾斜から地滑り・土砂崩れなどの危険度の把握などを行います。
参加の条件
ノートパソコン持参(Windows OS)NetBook不可
※テキストは当日配布致します(無料)
対象者
大学生以上の学生、及びGISや地図利用に興味のある方で、地震や津波、大雨などの災害に対して減災や防災の観点からGISを活用してみたいと考えておられる方。

Presentation : 研究発表 (会場B 13:00〜18:00)

  1. 国立大学法人 琉球大学(工学部情報工学科)
    発表者:石川仁史、長山 格
    「広域災害活動支援UAVの自律飛行制御ソフトウェアシステムの設計」
  2. 国立大学法人 琉球大学(工学部情報工学科)
    発表者:沼田翔平 岡崎威生
    「Kinectをインターフェースに利用したデータ操作の試み」
  3. 国立大学法人 琉球大学(工学部情報工学科)
    発表者:仲本康倫 赤嶺有平 遠藤聡志
    「モーダルシフトを考慮した交通シミュレーターの開発」
  4. 国土交通省国土地理院沖縄支所
    発表者:専門職 山内 昌敏
    「電子国土基本図(地図情報)~ 2万5千分1地形図を進化させた新しい国の基本図 ~」

Exhibition : 展示会 (会場B 13:00〜18:00)

株式会社アース・グラフィックス
http://www.earth-graphics.co.jp/
沖縄県那覇市曙 1-15-1 302
汎用 GIS -EGGS- 【Earth Graphics Geografic information System】
下水道台帳管理システム・道路台帳管理システムなどのご提案
沖縄インターマップ株式会社
http://www.intermap.co.jp/
沖縄県那覇市宮城 1-14-25
OA-Light IV 活用した業務支援(顧客管理等)
自社で管理している顧客情報と地図をリンクさせることで条件にあった顧客を検索したり、地図を色分け表示して、効率の良い訪問活動を実現
沖縄コンピュータ販売株式会社
http://www.okicom.co.jp/
沖縄県宜野湾市大山 1-17-1
シンクライアントやWEBでのGIS活用
官公庁で導入が始まっているクラウド環境を想定し、シンクライアントやWEB版などの環境下での活用方法を展示
株式会社 グラフィカ
http://www.map-okinawa.com/
沖縄県那覇市天久 762-1
「ZOOMA(高速表示ビューワ)」
高精細画像を高速かつシームレスに表示するビューワです。数ギガクラスの重たい画像データを高速表示できる技術です。
「高速WEB閲覧」
データを細かいメッシュ構造に分割して、必要なパーツを表示することにより、サーバ、ネットワーク、PCに負荷も掛けずに高速閲覧を実現。(航空写真の紹介)
株式会社バスコ 沖縄支店
http://www.pasco.co.jp/
沖縄県那覇市久茂地 2-22-12
モービル・マッピング・システム「MMS」
行政ネットワークによる運用サービス「Pascal LGWAN」
NPO法人沖縄地理情報システム協議会
http://www.ok-gis.com/xp/index.php
沖縄マップセンター構想
国土交通省国土地理院沖縄支所
http://www.gsi.go.jp/okinawa/index.html
沖縄県那覇市樋川1丁目15番15号
那覇第一地方合同庁舎(西棟4階)
「電子国土基本図(地図情報)~2万5千分1地形図を進化させた新しい国の基本図~」
SPAC (財)衛星測位利用推進センター
http://www.eiseisokui.or.jp/ja/
東京都千代田区麹町4-4-7 麹町DUPLEX B’s 6階
準天頂衛星初号機「みちびき」による利用実証

Exchange Meeting : 交流会 (会場C 19:00〜20:00)

交流会にご参加ください。会費制(1000円/人)です。
いろいろな立場で意見を交換して、GISの更なる活用方法や今後の沖縄県の発展につながっていければよいと思っています。
奮ってご参加ください。詳細については当日受付にてご案内させていただきます。

参加申込み

以下の PDF ファイルをご入手いただき、参加者をご記入の上、FAX にて事務局にお送りください。


参加申込書

(FAX) 098-921-1582

窓口:GISAO/有銘 (TEL:098-921-1588 ジャスミンソフト内)
(または、この内容を info-GISAOアットマークjasminesoft.co.jp までメールでお送りください。)


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